ロクレンジャイの秘密☆
実は5人しかいない!!
「アカレンジャイ!」
「キレンジャイ!」
「アカレンジャイ!」
「アカレンジャイ!」
「キレンジャイ!
5人そろって！ロクレンジャイ!」
『…ちがう』
「え？」
『自分らおかしい
何て？何？ 自分ら何？』
「ロクレンジャイ」
『ロクレンジャイじゃないよ
自分何色よ？』
「キレンジャイ!
5人そろって！ロクレンジャイ！」
『まてや! ちょ…待て待て!
なっ…何？ きみ何？』
「キレンジャイ!」
『きみは』
「キレンジャイ!」
『おかしいやん!
何で黄色が二人もおんねん!』
「アカレンジャイ!」
『うん まあ…君は… 君は？』
「アカレンジャイ!」
『きみは？』
「アカレンジャイ!
5人そろって！ロクレンジャイ！」
『ちがうちがう! ちがあああう!!
おかしいやないかい!
何で赤が三人で黄色が二人やねん』
「……あのー …だから僕らはそのー…
色とかそういうんじゃないから」
『じゃ、色じゃ…』
「ひとりひとりの
個性を見てもらいたいから」
『いやいや、
そんなんわからへんやん!
そんなもん…お前…
チビッ子は見た目やで？』
「でも…それは…
努力で何とかなっていくと思うし」
『うん」
「だから…まぁ、見た感じおんなじ
赤に見えるかもしれんけど
彼はすごいお母さん思いな所もあって…
ひとつすごい、いい話あるねんけど」
『いや、そんなんええねん」
「そんなんって…」
『そんなんどうでもええねん
見た目のこと言うてんねん」
「親父と一緒の事言うてるわ」
<中略>
『来週くらい会おう
で、その答え 見せてくれ』
続く
回答編は ６✕９＝５４ で☆
