ろくは貧しいニート 年老いたプクと
二人きりで暮らしてる
不治の病に侵され 苦しむプクを救うため
クスリを探して 森にやってきた
「この森のどこかにクスリがあるはず
どこだ!どこなんだ!」
『待っていたぞ私が 悩める民を救う
この森に住むもち様だ』
「も、もち様!」
『プクを想うお前の 優しさに胸を打たれ
お前を助けにやってきた』
「本当ですか 信じられない 有りがたき幸せ」
『お前の望み 一つだけ叶えてやろう』
な~ら~ば~
Big One をください
Big One をください
ズボンを突き破るほどの
Big One を私にください
『そうじゃないだろ 話が違う
病のプクはどうした』
「そうだそうだった プクの命が 一番大事」
だ~け~ど~
Big One をください
Big One をください
銭湯で皆が二度見する
Big One を私にください
『もうやめてくれ お前の為に
出て来たもちが馬鹿だった』
「嘘デス 嘘デス プクの命を助けてください
お願いします~」
『そうだよね、そうだったよね』
つ~い~で~に~
Big One をください
Big One をください
肩に担げるくらいの
Big One を私にください
ろくよ Big Oneは 大きさではない
サイズの事を 気にしてるのは
ろくだけさ ろくだけさ
全ては 愛さえあれば 愛さえあれば
心満たされ 優しさ 溢れ出す
愛さえあれば 愛さえあれば
愛に勝るものなど~ ないの~
そ~れ~よ~り~も~
Big One をください
Big One をください
愛とか優しさとかクソくらえ
Big One をください
大空にかかげる虹よりも
大河をまたぐ橋よりも
Big One をください
Big One を私にください